Herba HELVETICA

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不安なときだからこそラベンダーの精油

ラベンダーLavandula angustifoliaの精油は、主にヨーロッパで伝統的に使われてきた歴史があります。EMA(欧州医薬品庁)は、ストレスや不安を緩和する漢方薬として承認しています。アロマテラピーでもリラクセーションに用いられる代表的な精油です。

 

最近では、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬や抗不安薬、SSRI(抗うつ薬)の副作用が知られていることから、アロマテラピーのような補完代替医療のニーズが高まっています。

 

実際、ラベンダーの精油の香りをかいだり、塗布したときの心理面への影響や中枢神経系への働きを示唆する臨床研究が多々あります。また、主にセロトニン系の神経伝達経路に重要な役割を果たしていることから、抗うつ薬として可能性があることも示唆されています。

 

こうした抗不安作用や抗うつ作用は、ラベンダーの主要成分であるリナロールとリナリルアセテートによるものではないかと言われています。

 

作用機序の解明が待たれるところですが、安全な精油で、医薬品のような副作用のないことから、ストレスや不安があるとき、眠れないときには、とりあえずラベンダーを使ってみる、というのは悪くなさそうです。マッサージや芳香浴なら手軽にセルフケアに取り入れることができます。

 

マッサージには、スイートアーモンドオイル50mlにラベンダー精油30~40滴を加えます。みぞおち、首から肩、背中にかけてマッサージを行います。もちろん、全身に使えます。

 

大人なら、数滴(原液のまま)をみぞおちに塗ってもいいです。

芳香浴には、ラベンダーとスイートオレンジをブレンドすると柑橘の爽やかさと甘さが加わり、リラクセーションに最適です。

マスクをはずして香りをかぐだけでも十分に癒されます。

 

Reference:

Víctor López, Birgitte Nielsen, Maite Solas, Maria J. Ramírez, Anna K. Jäger. (2017). Exploring Pharmacological Mechanisms of Lavender (Lavandula angustifolia) Essential Oil on Central Nervous System Targets. Frontiers in Pharmacology. doi:10.3389/fphar.2017.00280